食 肉 と 栄 養
食肉には牛肉をはじめ、鶏肉、豚肉、羊肉などいろいろなものがあります。それぞれ成分、作用などが違います。下記に、それぞれの特徴をご紹介いたしますので参考になさってください。
【牛 肉】
良質のたんぱく質、脂肪、鉄分などをを多く含み、栄養価の高い食べ物。鉄分は豚肉よりも豊富で、貧血、冷え性には効果があります。脂肪は肉類の中でも最も多く含まれています。ただし、ほとんどが飽和脂肪酸ですのでコレステロール値の高い方は食べる部位に注意が必要です。
・ヒレ 低脂肪で高たんぱくです。ロースに比べると鉄分が多く含まれます。
・ロース ヒレと比べて脂肪が非常に多く、成人病には要注意です。
・もも肉 ヒレ肉と同様低脂肪、高たんぱくです。
・バラ肉 ロースと同じ。
・すね肉 この部位はコラーゲンが多く含まれ、血管を丈夫にし脳出血を防いだり、皮膚の潤いを保つ効果があります。
【豚 肉】
牛肉と比較して同程度のたんぱく質の量ですが、肉類の中では最もアミノ酸のバランスに優れています。また、脂肪分は牛肉より少なくなっています。豚肉の特徴はビタミンB1の豊富さにあります。牛肉の10倍も含まれており、赤肉150gで1日の必要量がまかなえるほど含まれています。
・ヒレ ビタミン、ミネラルに富み、ビタミンB1はバラ肉の2倍含んでいます。
・ロース バラ肉に次ぎ脂肪豊富です。
・もも肉 脂肪が少なく、皮膚病や血栓を防止するナイアシンを含んでいます。
・バラ肉 もも肉の10倍の脂肪があります。
・豚足 コラーゲン等のゼラチン質に富み、増血作用ががあり、産後の乳が出ない人に有効です。
【鶏 肉】
牛・豚肉と同じくらいのたんぱく質の量ですが、淡白で柔らかく、消化のいいのが特徴です。たんぱく質にはメチオニンという成分を多く含み、脂肪肝の予防に効果的です。脂肪は牛・豚肉の脂質とは違い、コレステロールを減らす不飽和脂肪酸が多く含まれています。また、ビタミンAが多く含まれ牛・豚肉の10倍もあります。肌荒れ、夜尿症などにも効果的です。
・もも肉 鉄分が豊富で増血作用に優れています。
・胸肉 ナイアシンが豊富で口内炎や神経性胃炎の予防に効果的です。
・ささ身 脂肪をほとんど含んでおらず高たんぱく低脂肪食品としては肉類のトップの座を占めます。
・手羽先 ビタミンはピーマンをしのぐほどで、コラーゲンも豊富に含まれています。